株式会社オフィス毛利様
業界内に専門技術を勉強できる場を作りたい

毛利春雄様
株式会社オフィス毛利様は、全国のクリーニング業者の従業員教育、工場設計、商品加工のシステム作りや作業マニュアルの制作、作業トレーナーの養成などを手がける企業です。
昭和50年に前身である「毛利クリーニング科学研究所分室」として、神戸でクリーニング業界のコンサルティングをスタートし、平成8年「オフィス毛利」を設立。現在に至るまで業界の教育に務めておられます。
毛利様
「このクリーニング業界に関わる人たち全員が、専門知識を勉強できる場を作り上げることが目標」
そう力強く語るのは、クリーニング機器メーカーの顧問や業界内の勉強グループの専任講師を長年務めておられる同社の代表取締役社長の毛利春雄様。
その目標を達成するためにE-Lectureを導入した同社に、E-Lecture導入前と後での違いについて、お話を伺いました。
導入目的・課題・効果

導入目的
- クリーニングの知識に関する勉強会のライブ配信
- 学習効果の向上
課題
- 対面の勉強会を関東・関西で開催しても参加できない人がいる。
- 地方での勉強会の開催が難しい。
効果
- これまで参加できなかった地方の方に参加してもらえるようになった。
- 受講生が勉強会参加のために業務を長く休まなくてもよくなった。
- 受講生が勉強会の内容を録画版を見て復習でき、学習効果がアップした。
これまで勉強会に参加できなかった人に参加してもらいたい
クリーニング業界の従業員の研修は、それぞれの業者ごとに実施されるのが通常の方法ですが、
毛利様
「それぞれの業者によって研修内容にムラがある。それはそれぞれの業者が教える専門家を配置することが困難で、現場で従事しているベテラン社員が業務の合間に新人を研修しなければならないことに原因がある。」
と、従来の研修方法の問題点を指摘され、その問題点を解決するために、毎月東京に会場を借りて全国のクリーニング業者の従業員様向けの勉強会を開催されています。
ところが、地方から東京の勉強会に参加しようとすると、交通費や宿泊費がかかり参加するのが大変です。
また、参加者は業務を長く休んで参加しなければならないため、業者側にも負担がかかります。
毛利様
「そのような理由から参加者が限られ、これまでの方法だけでは目標である業界全体の勉強の場を作るには限界があった。」
と、新たな研修方法を主催者側・参加者側ともに必要とされていました。そこで勉強会のライブ配信という手法に到達されたのです。
手軽に試すことができるシステムでなければならない
東京で行われている勉強会をライブ配信するという手法が、果たして効果的なのか試そうとしたとき、
- 手軽に試すことができる費用感
- 簡単に実施できる操作感
の2つの条件を満たしているかどうかがポイントでした。
毛利様
「協力してくれている会社の人が『展示会で条件を満たすものを見つけた』と紹介してくれたのがE-Lectureだった。」
早速、目指されている方向性を共有して、E-Lectureのデモをご覧頂いた後、導入されました。
E-Lectureによるライブ配信は想定していなかった効果ももたらした


勉強会のライブ配信は、富山県の業者の従業員が参加するようになるなど、予想通りこれまで参加が難しかった地方からの参加を促進されました。
しかし、それ以外にも予想していなかった効果があったようです。
毛利様
「勉強会では実験を多く実施するが、その実験の映像を綺麗に見せることができるようになった」
これまでは勉強会の場で実験していたので、実験しながら説明することに手間取ることもあったようです。
ところが、E-Lectureでは動画資料も利用できるので、事前に録画しておいた実験映像を見せながら説明に専念できるため、スムーズに進められるようになりました。
毛利様
「E-Lectureはライブ配信した授業の録画版を公開できるので、勉強会に参加した人がもう一度録画版を見て復習するようになった。」
毛利様
「わかったつもりで終わっていた人が本当に理解できるようになった」
他に検討したシステムではライブ配信した授業を録画して公開するにはそれなりの手間をかける必要がありました。
ところがE-Lectureはライブ配信した授業は自動的に録画もされており、まったく手間をかけることなく録画版授業として公開することができました。
もともとは勉強会を欠席した人のために数日間だけ録画版を公開していましたが、参加者がそれを復習に利用するようになり学習効果を高めることにもつながりました。
業界の誰もが勉強できる場がもうそこに

毛利様
「現在はライブ配信が中心だが、将来は海外から日本にやって来る研修生にもマニュアルのように使って貰える通信教育のようなスタイルも視野に入れている。」
海外研修生の指導は大変だといいます。日本語で使われる「これ」「あれ」といった代名詞は、日本語以外を母国語とする海外研修生にはわかりづらいため、時間をかけて丁寧に説明しなければらならいためです。
毛利様
「教える専門家が必要不可欠ながら、それを各業者に用意しろというのは無理がある。研修にコストがかかるようではいけない。」
毛利様が目標とされる、業界の誰もが勉強できる場を構築する夢が、E-Lectureによって実現しようとしています。
導入企業情報

〒658-0011 兵庫県神戸市東灘区森南町2丁目1-3 齋藤ビル5F
078-411-4802
http://www.morri.co.jp/
- クリーニング店に対する市場調査・経営計画・店舗設計・財務管理
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※このページに記載の内容は、2017年7月現在の情報です。